新型コロナの広まりにより在宅勤務制度を取り入れる企業は増加してきました。しかし家で過ごす時間が長くなることで、従業員の運動不足は深刻化しています。
従業員に健康で長く働いてもらうため、企業側が運動不足解消に向けた取り組みを行うことは重要です。
本記事では在宅勤務によって起こる運動不足解消の取り組みとして、健康管理・フィットネスアプリを紹介します。
在宅勤務と運動の実態、在宅勤務によって起こった健康意識の変化も解説するので、従業員が健康に働ける環境づくりのため、ぜひ参考にしてください。
目次
在宅勤務による運動不足の実態
新型コロナの影響により在宅勤務を導入する企業が増え、運動不足に陥る人も増加しました。
福利厚生アプリを提供する株式会社アジャイルウェアが2022年2月に実施したアンケートでは、リモートワークをしている20〜50代の男女200人の7割以上が「リモートワーク開始後、運動不足を実感している」と回答しました。
通勤がなくなり、歩く機会が減ったことで運動不足になったと感じる従業員は増えたといえます。
運動の頻度に関する調査では「週1〜2回程度」が28.5%で最も多く、「ほとんどしない」が22.5%という結果になりました。
また7割は自分の運動習慣が不十分だと感じています。
従業員の悩みを解決するため、継続して運動に取り組めるようサポートをすることは重要です。
在宅勤務によって起きた健康意識の変化
在宅勤務という働き方が世に浸透していく中で、人々の健康意識にも変化が見られるようになりました。
東京都福祉保健局が令和3年3月に実施したインターネット福祉保健モニターアンケートによると、健康意識が「高まった」「やや高まった」と回答した人が8割を超えました。
コロナ禍で健康に関する話題が連日報道されるようになり、健康に関心を持つ人は増えたといえます。
しかし、和歌山県が令和3年1月に発表した調査によると、新型コロナ感染症流行前と現在で健康に対する意識が「特に変わらない」と回答した人は16.1%でした。
また食事・運動・飲酒・喫煙について意識をした人はすべて20%以下という結果になっており、一般的な健康管理について取り組みをしていない人もいるとわかります。
さらに「あなたは現在、どのような運動をしていますか」という問いに対し56.3%もの人が「特に運動はしていない」と回答しており、運動する習慣のない人は多いといえます。
健康意識が高まっていても、個人で生活習慣を変えるのは困難です。従業員が健康的な生活を送れるよう、企業側でサポートを行いましょう。
出典:東京都福祉保健局 withコロナ時代の健康づくりガイド
出典:和歌山県 コロナ禍における健康に関するアンケート調査結果
在宅勤務の運動不足解消アプリならKIWI GO
テレワーク・在宅勤務による運動不足に効果的なのは、気軽に運動の機会を作れる健康管理アプリです。個人で利用できるサービスも多数ありますが、とくにおすすめなのが企業向けのアプリです。
企業向けのサービスでは従業員同士で同じアプリを利用するため、コミュニケーションのきっかけが生まれます。また従業員の運動状況を企業側で適宜確認することで、課題点が把握できます。
ここでは運動の習慣づけに役立つアプリ「KIWI GO」を紹介します。
KIWI GOはやる気アップときっかけづくりに最適な機能がそろっており、運動が苦手な人も始めやすいサービスです。
また社内SNSとしても利用できるため、活発な社風づくりにもつながります。運動不足解消のきっかけを作りたい企業は、ぜひ参考にしてください。
KIWI GOアプリの基本的な機能
KIWI GOはスタンフォード行動デザイン研究所によるフォッグ行動モデルをもとにして、運動の習慣づけをサポートする健康管理・運動計測アプリです。
健康的な生活には、継続した運動が欠かせません。KIWI GOでは従業員が長く習慣的に運動できるよう、さまざまなサポートを行っています。
ここからはKIWI GOアプリの基本的な機能を3つ紹介します。
歩数に応じてごほうびがもらえる機能
KIWI GOでは歩いた歩数に応じてポイントがもらえます。ポイントは一定数貯まるとごほうびに交換できるため、モチベーションアップに繋がります。
ごほうびの内容はAmazonギフトカードやUber Eatsの金券、ムービーチケット、ローソン・GODIVA・サーティワンアイスクリームの商品引換券となっており、現在も追加中です。複数の豪華なごほうびがあれば、運動が苦手な従業員もゲーム感覚で楽しくウォーキングを継続できます。
ウォーキングイベントの開催機能
KIWI GOにはウォーキングイベントの開催機能もあり、従業員同士で楽しみながらウォーキングに取り組めます。ウォーキングイベントはチーム対抗なので、従業員間で年代や部署を超えた交流が可能です。
またランキングで歩数が表示されるため適度な競争意識が生まれ、ウォーキングに取り組むモチベーションもさらにアップします。
交流を促すギルド機能
ギルド機能で趣味を登録すれば同じ趣味の従業員同士がマッチングされ、チャットができるようになります。同じ趣味を持つ従業員同士で会話を楽しんだり、イベントを開催したりできるため、在宅勤務によるコミュニケーション不足解消にも繋がります。
KIWI GO誕生のきっかけ
もともとKIWI GOは、運動不足に悩む企業が自社の課題を解決するために作ったサービスです。KIWI GOを開発した株式会社アジャイルウェアの社長は、コロナ禍のリモートワークで体重が10キロ近く増加。
「従業員も自分と同じように運動不足に陥っているのでは」と考え、運動促進の施策を実行しました。
そこでスマートバンドを配って従業員自身に運動量を知ってもらい、一定以上カロリーを消費した従業員に対し「運動不足解消手当」を支給しました。
上記の取り組みにより約70%の従業員の運動量が増加し、運動不足解消につながったのです。
現在株式会社アジャイルウェアではスマートバンドや運動不足解消手当のシステムをKIWI GOというサービスに変え、運動促進のための事業を展開しています。
参考:HR NOTE 全部制覇するのは大変!?コロナ禍のリモートワークで生まれたバラエティ豊かな社内制度から新規事業まで誕生
KIWI GOアプリの導入が効果的な理由
株式会社アジャイルウェアの調査では、運動習慣をつけるためにどんなことが効果的だと思うか、という問いに対し「ごほうびがある」と回答した人が44.5%、「誰かと一緒に運動する」と回答した人が34.5%でした。
また、「明確な目標を立てる」に次いで「アプリやスマートバンドで記録」と回答した人が全体の約3割を占めています。
アンケートからわかるように、運動の習慣化には報酬や動機づけ、活動の指針が必要です。
KIWI GOでは運動にごほうびが用意されており、従業員同士の交流機能もあります。またスマートバンドで運動を記録できるため、運動の習慣化を実現しやすいのです。
KIWI GOを導入した4社の運動量推移は、次のとおりです。
出典:KIWI GO
小規模な企業から中規模の企業まで、KIWI GOの利用継続により順調に社内平均歩数が増加していることがわかります。
実際に株式会社デジタルブロックスでは、KIWI GO導入により自発的に従業員が体を動かすようになり、従業員同士の交流も活発になりました。
現在はギルド機能で月に1回イベントを開催しつつ、採用面接時にKIWI GOの取り組みを紹介することで企業の雰囲気を伝えるのに役立てています。
KIWI GOアプリの料金・導入手順
ここからは実際にKIWI GOを試したいと感じた企業に向け、KIWI GOアプリの料金プランとトライアル制度について解説します。
KIWI GOアプリの料金プラン
KIWI GOアプリの初期費用は0円であり、FLAVORプランとGREEN、GOLD、REDの4つのプランがあります。1ユーザーあたりの月額や従業員への還元額は、次のとおりです。
FLAVOR |
GREEN |
GOLD |
RED |
|
月額 |
500円 |
800円 |
1500円 |
2700円 |
還元額 |
なし |
200円 |
700円 |
1800円 |
従業員のモチベーションをより高めたい場合は、還元額の大きいREDを検討してください。
FLAVORはもっとも料金的に手軽であるため、まずは少しだけ試したいという企業におすすめです。ただしFLAVORでは運動の状況を計測するスマートバンドが付随しません。
スマートバンドを利用したい場合、GREEN以上のプランを検討してください。
契約は通常12ヶ月からですが、3か月短期集中プランも新しく登場しました。 1ヶ月間の無料トライアルもあるため、導入を検討している方はぜひお試しください。
KIWI GOアプリの導入手順
KIWI GOの導入手順は、次のとおりです。
- お問い合わせ
- Webでの説明
- ご契約
- 準備物の送付
- 導入説明会
- 利用
KIWI GOではご契約の前にトライアルができます。
アプリの初期設定方法や利用の仕方については導入説明会で丁寧に解説するため、アプリ操作に慣れていない従業員も安心です。
KIWI GOは申し込みから導入までだけでなく、運用している間のサポートも手厚いのが特徴です。
担当者とは定期的に打ち合わせの機会があるため、困ったことがあれば何でも相談できます。
KIWI GO導入のご相談や問い合わせは公式サイトより受け付けていますので、ぜひご連絡ください。
まとめ:在宅勤務の運動不足はKIWI GOアプリで解消しよう
近年、在宅勤務が一般的になったことで、運動不足になっていると感じる人が増えています。
運動不足を改善したいと考えていても個人で生活習慣を変えるのは難しいため、企業側がサポートを行いましょう。
在宅勤務の運動不足解消におすすめなのが、ダウンロードのみでスタートできる福利厚生アプリです。
ゲーム感覚で楽しく運動できるアプリなら、運動に苦手意識のある従業員も挑戦しやすいです。
現在はさまざまな企業向け健康アプリがリリースされているため、サービス内容や料金を確認し自社に適したものを選んでください。
KIWI GOでは歩数に応じて貯まるポイントで、前向きにウォーキングができます。また会話の機会を作る機能もあり、コミュニケーションに課題を感じている企業におすすめです。
運動とコミュニケーションの不足を一緒に解決するため、ぜひKIWI GOの活用を検討してください。