テレワークの普及などにより、従業員同士のコミュニケーション不足に悩む企業は多いでしょう。業務を滞りなく進めるうえで、従業員同士の円滑なコミュニケーションは必須です。
コミュニケーションのきっかけを作るため、会社として従業員が楽しんで参加できる社内イベントを企画しましょう。イベントを開催すれば従業員同士のコミュニケーションが活性化し、職場の雰囲気もグッと明るくなります。
この記事では、実際に企業で実施されているユニークなイベントや、リモートワーク環境でもできるオンラインイベントの事例を紹介します。開催の具体的な手順やポイントも解説するので、従業員に参加してもらえるイベントを作るためぜひ参考にしてください。
運動をきっかけに社内のコミュニケーションを活性化させる「KIWI GO」の活用事例集
目次
社内イベントを実施するメリット
従業員間のコミュニケーションを活性化させる方法はさまざまです。ここからは数ある施策のなかで、なぜ社内イベントが効果的なのかメリットを含めて解説します。
部署間の連携を高められる
日々の業務の中では、自部署の従業員としか関わらない従業員も多いです。しかし社内イベントを実施することで、他部署の従業員とも自然に交流できます。社内イベントによりコミュニケーションが活性化すれば業務で困った際にお互い声をかけやすくなり、人間関係のストレスも減らせます。
また他部署とのコミュニケーションが活発になれば、意外な視点からのアドバイスやアイデアを交換・共有するきっかけにもなります。
部署間で連携を高め業務を円滑化するため、社内イベントは非常に有効です。
心も体も健康に働ける
定期的に社内イベントを開催することで気持ちにメリハリがつき、心も体もリフレッシュできるため生産性向上に期待できます。
心身ともに健康でいられることで心にも余裕ができるため、従業員同士が思いやりをもって交流できます。毎日健康に過ごせることで、職場の雰囲気も明るくなるでしょう。
企業にポジティブなイメージがつく
社内イベント開催により従業員同士の交流が深まると、従業員一人ひとりが企業に対して愛着を持てます。自社に対するイメージも向上し、定着率アップにも期待できます。
また社内イベントの様子をホームページなどで公開すれば、イベント企画に魅力を感じる求職者からの応募率がアップします。
企業としても魅力が高まれば優秀な人材を獲得できるため、社内イベントは積極的に実施しましょう。
簡単にできる!社内イベントの定番アイデア9選
コミュニケーションで重要なのは、質より量です。対面で話せる機会を定期的に設けて交流を促しましょう。以下では、多くの企業で実施されている定番の社内イベントを9個紹介します。
1.飲み会
飲み会は、多くの企業で行われるイベントです。従業員の異動や年末年始のタイミングで実施するとよいでしょう。
居酒屋での飲み会でも問題ありませんが、お洒落な会場を借りてイベント感を強調するのも効果的です。ここ数年は新型コロナウイルスの影響により飲み会の機会が減りましたが、最近では対策を徹底し飲食を含むイベントを開催する企業も増えてきました。
飲み会の場であれば、上司や先輩といった目上の人とも比較的気楽にコミュニケーションが取れます。
飲み会は社内のコミュニケーションを活性化するための一般的な手段であるため、定期的に企画しましょう。
2.社内表彰イベント
業務で優れた成果を残した従業員に対して表彰することも、立派な社内イベントの一つです。
表彰を受けると従業員は「引き続き頑張ろう」と感じるため、業務に対するモチベーションが高まります。さらなるモチベーションアップのため、表彰者には表彰状だけでなく一定のボーナスを与えるのもおすすめです。
3.社内運動会
歴史の長い企業を中心に、社内運動会も多く取り入れられています。
運動会の実施は少々手間がかかりますが、チームで行う競技を複数用意すれば従業員間でコミュニケーションが生まれます。
社内で準備が難しい場合、運動会の開催・運営をサポートするサービスを積極的に活用しましょう。
4.バーベキュー
バーベキュー施設は地域問わず多く存在し、物品や材料が備えられているケースも多いため実施ハードルは低めです。屋外で自然と触れ合いながら飲食をすれば、職場内よりも開放的な気持ちでコミュニケーションが取れます。
非日常感溢れる環境だからこそ、仲が深まりやすい点がメリットです。
5.クイズゲーム
クイズゲームは、参加するだけで自然と盛り上がれるイベントです。
一般的な教養知識やトレンドをテーマとしたクイズもよいですが、社内ならではのクイズを作成することでオリジナル感が増します。
たとえば、社長のフルネームや自社商品の売上ランキングに関するクイズゲームは、盛り上がる可能性大です。
クイズはチーム戦として行い、より多く正解したチームに景品を与える形式にすることで、従業員間の会話が盛んになります。
6.ボウリング大会
ボウリング大会は、社内レクリエーションとしてよく行われるイベントです。ルールがわかりやすいため、比較的誰でも楽しめるでしょう。個人やチームの順位に応じて賞品を用意するのもよいですが、個人の経験や能力によってスコアは大きく変わります。
順位が低い人や社長と同じスコアだった人などにも賞品を用意しておくことで、ボウリングが苦手な人も含めて盛り上がるでしょう。
7.スポーツ観戦
「スポーツをするのは苦手だけどスポーツ観戦が好き」という人は一定数存在します。スポーツ観戦のイベントを企画すれば、スポーツが苦手な従業員も参加しやすいでしょう。競技の種類ごとに希望者を募り、観戦に必要な費用を企業が負担する形がおすすめです。
同じスポーツが好きな従業員同士で集まれば、会話のきっかけも生まれやすいです。
8.シャッフルランチ
シャッフルランチとは部署や上下関係などが異なる従業員同士でグループとなり、ランチを楽しむ取り組みです。会議などでは発言しにくい意見も気楽に言い合えるため、コミュニケーションの活性化につながります。
また職場で過ごす時間内で実施できるため、従業員が気軽に参加しやすい点もメリットです。
9.ファミリーデー
ファミリーデーとは従業員の家族を企業に招待し、企業見学などさまざまな催しを行うイベントです。
企業の取り組みや仕事内容について家族に理解してもらうことで、従業員は自らの仕事に誇りをもてるようになります。ファミリーデーをきっかけに家族内のコミュニケーションが良好になれば、仕事に対するモチベーションも上がるでしょう。
【ジャンル別】ユニークな社内イベントの成功事例
以下では、実際に企業で行われている社内イベントの成功事例をジャンル別に紹介します。
定番のイベントに一捻り加えたユニークな企画も紹介するので、企画内容で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
スポーツ系の社内イベント
以下ではスポーツ系の社内イベントについて、成功事例を2つ紹介します。
社内運動会|スターティア株式会社
出典:スターティア株式会社
スターティア株式会社では定期的に全国各地の支店に勤める従業員を会場に集め、大規模な運動会を実施してきました。地域の壁を越えチーム一丸となって同じ目標に取り組むことで、コミュニケーションの幅が広がります。
実際の参加者からは「チーム一丸になって作戦を考えたりするのがとてもおもしろい」「普段は中々話せない他部署の方とも仲良くなれる」といった声が挙がっています。
参考:クラウドサーカス株式会社 秘めた特技を発揮する時!700人の大運動会開催!
スポーツ鬼ごっこ|ネスレ日本株式会社
出典:ネスレ日本株式会社
ネスレ日本株式会社は鬼ごっこを競技化したスポーツ鬼ごっこを3,000人規模で実施しました。
鬼ごっこは、場所さえあれば手ぶらで実施できる点がメリットです。
また鬼ごっこ中はお互いアクティブかつフランクに触れ合えるため、上司と部下の間の距離も縮まります。
参考:東洋経済オンライン ネスレなど企業が「鬼ごっこ」導入の理由
飲食・懇親会系の社内イベント
以下では、飲食・懇親会系の社内イベントについて紹介します。
流しそうめんランチ|クックパッド株式会社
出典:クックパッド株式会社
オフィスにキッチン設備を有するクックパッド株式会社は、夏のランチタイムに流しそうめんを企画しています。
従業員同士で一緒にそうめんを食べることで、一体感が生まれ話も弾みやすいです。とくに流しそうめんの企画には季節感があるため、リフレッシュの点からも効果的です。
参考:クックパッド公式note クックパッド恒例「流しそうめんランチ」を2019年夏も全力で楽しんだ話
料理コンテスト|株式会社柿安本店
出典:株式会社柿安本店
飲食関連の事業を展開する株式会社柿安本店では、5,000名規模の従業員がトップを目指して競い合う料理コンテストを実施しています。従業員にレベルの高い料理アイデアの創出を促すことで、考える力やチャレンジ精神の向上が狙えます。
業務と関連性が強いジャンルにおける社内イベントは、従業員のスキルアップにつながる点が魅力です。
社員旅行系の社内イベント
ここからは社員旅行系の社内イベントについて、成功事例を2つ紹介します。
新入社員研修キャンプ|川田工業株式会社
出典:川田工業株式会社
川田工業株式会社では、新入社員研修としてキャンプイベントを実施しています。
キャンプは料理作りやテントの設営などにおいて役割分担が必要です。キャンプの過程で必ずコミュニケーションが生まれるため、新入社員間の一体感向上につながります。
また大自然の中で活動することで、新鮮かつ前向きな気持ちで社会人生活をスタートできます。
クルージングイベント|本多通信工業株式会社
出典:本多通信工業株式会社
本多通信工業株式会社では、従業員から社内コミュニケーションの活性化を望む声が多く聞かれたことをきっかけに、クルージングイベントを実現しました。
従業員だけでなく家族も招待できるため、家族単位で楽しめるのが魅力的です。
クルージングイベントではクイズなどのミニゲームを実施することで、幅広い世代が楽しめる内容となりました。家族と共に楽しむことで、企業に対するポジティブなイメージを共有できます。
参考:株式会社ニューズベース 労働組合結成50周年を記念した 家族も参加できる社内イベント
ボランティア系の社内イベント
以下では、ボランティア系の社内イベント成功事例を2つ紹介します。
荒川河川敷クリーンアップ|住友生命保険相互会社
出典:住友生命保険相互会社
住友生命保険相互会社は、環境保護を目的として荒川河川敷の清掃活動を行っています。
活動後にはバーベキューも開催することから、幅広い従業員が楽しめるイベントとして好評です。
なお環境保全は、持続可能な開発目標「SDGs」としても重要視されているため、地域の清掃活動を行う社会的意義は極めて高いといえます。
出典:東京都 企業が進める社員のボランティア活動に関する事例集
教育機関への課外授業|日本IBM株式会社
出典:日本IBM株式会社
日本IBM株式会社では従業員の専門性を武器に、小・中・高校などで技術の面白さに関する出張授業を行っています。2010年には小・中学校への授業実施実績が評価され、経済産業省から「キャリア教育アワード」優秀賞を受賞しました。
次世代の育成につながる活動の一環として、教育機関にアプローチする視点はユニークかつ重要な取り組みといえます。
出典:東京都 企業が進める社員のボランティア活動に関する事例集
季節行事の社内イベント
以下では、季節行事系の社内イベントについて、成功事例を2つ紹介します。
お花見|株式会社ネットプロテクションズ
株式会社ネットプロテクションズでは春になると大会議室を花見会場にアレンジし、ランチイベントとしてお花見を実施しています。
またお花見イベント中にミニゲームを取り入れることで、隣の人と自然に交流できる仕組みも作っています。
ハロウィンパーティー|キャスレーコンサルティング株式会社
キャスレーコンサルティング株式会社では毎年ハロウィンパーティーを実施しています。
部屋を飾り付けハロウィン気分で飲食を楽しむ気軽なイベントであるため、誰でもカジュアルに参加できます。
ハロウィンパーティーではさまざまな部署の従業員が集まり、普段は交流が少ない従業員との会話が生まれます。
実際に参加した従業員からは「従業員同士で楽しくコミュニケーションを取れている」「早く会社に馴染めたのはこのイベントのおかげ」とポジティブな声が挙がっています。
参考:キャスレーコンサルティング株式会社 キャスレーハロウィンイベント2019
その他の社内イベント
その他の社内イベントについて、成功事例を2つ紹介します。
ファミリーデー|日本マイクロソフト株式会社
日本マイクロソフト株式会社では、家族ぐるみのイベントとしてファミリーデーを設けています。
ファミリーデーではオフィスを見学してもらうだけでなく、製品の体験コーナーを設け事業に対する理解を促しています。
また社員食堂を公開し、お子様ランチを用意することで幅広い世代が楽しめるイベントとなりました。
家族が仕事内容や事業について深く理解すれば企業に対する信頼感が高まり、従業員も安心して働けるようになります。
参考:株式会社インプレス 日本マイクロソフト、社員家族が参加できる「ファミリーデー 2018」を開催
20周年記念パーティー|株式会社ゼロイン
出典:株式会社ゼロイン
株式会社ゼロインでは、20周年記念パーティーとして普段から取引のあるパートナー企業を招きました。コミュニケーションを円滑化するうえで、取引先との良好な関係は欠かせません。
20周年記念パーティーの翌日には、日頃の感謝を伝えるためパートナー企業に小冊子とお菓子の詰め合わせを贈っています。
また20周年記念クイズ大会では株式会社ゼロインに関連するクイズを出題することで、パートナー企業と従業員が一体になって楽しめる空間を作りました。
参考:株式会社ゼロイン 20周年記念パーティーで、取引先様との一体感を醸成する
リモートでできる社内イベント事例
最近ではオンライン会議ツールの活用が一般的になりつつあるため、リモート環境を活用して社内イベントを実施する企業も増えています。
以下ではリモートでの社内イベント事例を3つ紹介します。
ハイブリッド歓迎会|株式会社バンダイナムコスタジオ
株式会社バンダイナムコスタジオでは、2022年度新人歓迎会をリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
オンライン参加であっても経営陣からのメッセージを直接受け取れたため、新入社員のモチベーション向上に繋がっています。
また歓迎会の中では社内オリジナルクイズも実施し、簡単な問題からマニアックな問題まで用意することで盛り上がりを見せました。
参考:株式会社バンダイナムコスタジオ 『2022年度新人歓迎会』をオン/オフのハイブリッドで実施!~社員コミュニケーションの課題解決を目指す~
オンラインヨガ|株式会社Filien
出典:株式会社Filien
株式会社Filienでは運動不足や腰痛・肩こりといった健康課題の解消を目的とし、ヨガレッスンのオンラインスクール外注を取り入れています。
従来はインストラクターによる直接指導が一般的でしたが、現在はオンラインでも気軽にヨガ体験できます。実際に参加した人からは症状改善の声が聞かれており、生産性向上を実感した方もいました。
参考:株式会社Rezony 株式会社Filien様でビズヨガ「オンラインヨガ」を実施しました!
オンラインコミュニティ|株式会社ニット
出典:株式会社ニット
株式会社ニットは普段からオンラインで業務している企業であることから、社内に40個以上のオンラインコミュニティを用意しています。業務上のスキルを高めるコミュニティだけでなく、趣味を通じた交流も可能です。直接対面でコミュニケーションできなくても、共通の趣味などがあれば仲が深まります。
スキルを上げつつコミュニケーションを取ればチームとしての一体感が高まり、業務も円滑に進みます。
参考:PR TIMES 1年でオンラインコミュニティ設立40個突破!その内訳を初公開します<組織活性・チームビルディングの新たな形を提言>
社内でイベントを企画・開催するための6ステップ
社内イベントを成功させるためには、正しい手順で慎重に準備を進める必要があります。ここからは社内イベントを開催するためのステップを紹介します。
1.イベントの目的を明確化する
まずは社内イベントを行う目的を決めましょう。社内イベントで得たいメリットを明確にしておくことで、参加者の満足度も高められます。
たとえば従業員の運動不足を解消したいという目的に対しては、地域の清掃活動やオンラインヨガの実施が有効です。
目的を絞り込むことで企画すべき社内イベントのイメージが具体的になり、成功につながります。
2.運営メンバーを揃える
社内イベントを一人で運営するのは難しいため、イベント運営メンバーを揃えましょう。
さまざまな年代の従業員を巻き込むために、できるだけ異なる部署・年代・性別からメンバーを選出するのがおすすめです。色々な切り口による社内イベントが開催されれば、多くの従業員から共感の声が得られます。
3.イベントの内容を決める
具体的なイベント内容を決定するために、アイデア出しを進めます。
運営メンバー間で手当り次第にアイデアを出し合った後、最終的に目的とマッチする内容を絞り込みましょう。この段階で開催日時やイベントのタイトルまで仮決めしておくと、その後のイベント計画がスムーズに進みます。
4.会場や物品を手配する
イベントの内容を決めたら、実施する会場や必要な物品などの手配をしましょう。日程が近くなると予約が取りにくくなるため、できるだけ早めに確定しておくのがおすすめです。
また会場の収容人数にも注意しましょう。参加人数に対して会場が小さすぎると、当日、従業員が会場に入れません。イベントの中でクイズゲームやビンゴゲームなどを実施する場合、景品も余裕をもって購入しておきましょう。
5.従業員にイベント内容を告知する
イベントの詳細や日程が確定したら、従業員に告知しましょう。社内用やチャットツール、掲示板などさまざまな媒体で告知すると効果的です。
参加率を上げるためには、賞品などのわかりやすいメリットを強調して告知することが大切です。景品の画像やイラストなどを用いて、従業員の参加意欲を高めましょう。
6.イベントのレポートを公開する
イベント終了後は、早いタイミングでレポートを公開しましょう。
社内の掲示板やメール・チャットツールといったあらゆる方法を用いて発信することで、より多くの従業員が注目します。イベントの雰囲気がリアルに伝わるような写真や動画を含めれば、次回のイベントへの期待が高まるでしょう。
また社外にイベントの様子を発信することで、多くの人に企業のよさをアピールできます。社内イベントは実施して終了ではなく、次につなげることが重要です。レポートの公開まで確実に行いましょう。
社内イベント成功のためにすべきこと
以下では、社内イベントを成功させるために理解すべき注意点・ポイントを紹介します。
実際に社内イベントの企画を進める際は、参考にしてみてください。
性別や年代のギャップを考慮して実施内容を決める
企業にはバックグラウンドを持った従業員が存在します。それぞれが異なる考え方や価値観をもっていることを考慮し、イベント内容を決めましょう。
多くの従業員のニーズを満たすには、運営チーム側の多様性が重要です。運営メンバーの性別や年代に偏りがある場合、メンバーを見直しましょう。
従業員のニーズが把握できずイベント内容が定まらない場合、従業員に直接ヒアリングするのが有効です。
社内イベントに参加するメリットを伝える
メリットがないイベントには参加したくない、と考えている従業員は少なくありません。
参加率を上げるため、多くの人が楽しめるゲームを企画し魅力的な賞品を用意しましょう。
またイベントの目的や背景、開催への想いを伝えるのも有効です。従業員の共感が得られれば、参加率アップにもつながります。
運営チーム側の都合ではなく、従業員側のメリットに注目して告知しましょう。
繰り返しリマインドする
事前にイベントのリマインドをしたとしても、当日が近づくにつれてイベントの存在を忘れてしまう人も多いです。
リマインドを定期的に行い、イベントに対するワクワク感をキープしましょう。
業務が忙しく疲弊しがちな場面でも、社内イベントがあることで「もう少しだから頑張ろう」とモチベーションを維持できます。1か月前、2週間前、1週間前、3日前、前日といった頻度でリマインドを行い、当日への期待感を高めましょう。
イベント代行会社を利用する
イベントの内容によっては、少人数の社内メンバーで運営するのは不可能なケースもあります。
その場合は、レクリエーションの準備や進行を代わりに進めてくれるサービスを利用するのがおすすめです。
サポートを受けるにあたって費用はかかりますが、有効活用することで企画にかかる労力を大幅に削減できます。
終了後にアンケートを取る
イベント終了後は参加者にアンケートを取り、次回の企画づくりに役立てましょう。
実際に参加した人の声を聞くことで、運営メンバーだけでは気づけなかった問題点を洗い出せます。
浮き彫りになった課題に対し解決策を考えることで、より満足度の高い社内イベントの実現につながります。
とくに満足度が高い社内イベントは、毎年の恒例行事となることも期待できます。継続的によりよい社内イベントを作り上げる意識を持ち、取り組みを進めましょう。
まとめ:実際の事例をもとに従業員同士のコミュニケーションを活性化させよう
社内イベントを行うことで従業員同士のコミュニケーション機会が増加し、企業としての一体感が高まります。積極的にイベントを企画し、従業員の満足度をアップさせましょう。
社内イベント開催の際はどのような従業員も楽しく参加できるよう、工夫を凝らすことが大切です。運営チームも一体となって楽しむ姿勢を見せ、参加率をアップさせましょう。
コミュニケーション強化においては、ゲーム感覚で使える運動習慣化アプリKIWI GOが効果的です。KIWI GOでは同じ趣味を持つ従業員同士でチャット機能が利用できます。またウォーキングイベントも気軽に開催できるため、コミュニケーション促進と共に運動不足解消も目指せます。
コミュニケーションと健康に課題意識を持っている企業は、ぜひKIWI GOを検討してください。